おいしいものを、もうひとつ

Top’sのチョコレートケーキじゃないほう

この記事は約6分で読めます by 笠原桃華

こんにちは、笠原です。

「〇〇が食べた〜い!」という猛烈な欲求に襲われた時、皆さんどうされていますか。

そんな時、私はよく自分で作っていました。
幸い、クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子の類であればお家にあるものだけである程度作ることができます。
ところがどうやっても手作りでは私の突発的欲求に答えられないスイーツがあり、以下に該当するものです。

①特殊な材料が必要なもの。
②時間がかかるもの

この中でもレアチーズケーキほど厄介な子はいないと思っています。
材料も比較的いつでも冷蔵庫にあるものですし、作るのだってすごく簡単。30分もあればできます。

それなのになかなか固まってくれないんですよね…。
焦らされる時間が長い、そんなお菓子です。

しかし、濃厚でクリーミーなレアチーズケーキって意外とお店では出会えない存在でもあるのです…。

こうしてレアチーズケーキが食べたくなるたびに絶望してきた私ですが、先日あるお店のレアチーズケーキが美味しくて感動してしまいました。
しかも! 店舗も結構たくさんあるんですよ…。

おいしいものを、もうひとつ…。
今回は「Top’s」です!

Top’s 概要

「あ、知ってる!」という声が聞こえてきそうなこちらのロゴ。
これといってスイーツに詳しくない人でも、ロゴだけだったら見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在はチョコレートケーキで有名な「Top’s」ですが、1964年に東京・赤坂の旧TBS会館内にオープンしたアメリカンスタイルのレストランがルーツ。

中でも看板商品である「チョコレートケーキ」ですが、当初このレストランのデザート用として誕生しました。
そのあまりの美味しさに「持ち帰りたい!」との声が続出し、店頭販売を開始。ケーキショップ「Top’s」の展開につながりました。

現在はイートインスペースのある店舗は関東に9店舗、関西に1店舗。スイーツ類はTop’s直営のケーキショップや全国の催事にて入手可能となっています。

アトリエ&カフェ トップスセンガワ

今回訪問したのは「アトリエ&カフェ トップスセンガワ」。
仙川駅から徒歩3分ほど、クイーンズ伊勢丹の入っている建物の2階にあります。

店内は明るく開放的な空間。

入って手前に色々なケーキや焼き菓子が並んでおり、奥の方にイートインスペースがあります。

ショーケース正面にはおしゃれな円座の客席もあり。ゆっくりお茶できそうな感じ。

焼き菓子類。

中央のテーブルには焼き菓子がディスプレイされています。単品で色々な種類が試せるのが嬉しいですね。

大体シーズンごとに新作が発売されるそうで、写真手前に写っているえんじ色のボックスはこの春新しく販売開始された「HITOTSUGI Yummy Tea」という紅茶のクッキーサンド。

大きなショーケースには生菓子類や、箱入りの焼き菓子などがディスプレイされています。

こちらのココア色のケーキが有名なTop’sの「チョコレートケーキ」です。

営業担当の方曰く、「製造の約7割がチョコレートケーキ」とのこと。
「Top’sといえばチョコレートケーキ」と言われているだけありますね。

その横に並んでいる白いケーキがチーズケーキ。
この他に、「キングスチョコレートケーキ」や「紅茶ケーキ」、季節限定のケーキの用意もあります。
4月初旬には「桜のチーズケーキ」、現在は「抹茶ケーキ」が並んでいました。
だいたい2ヶ月くらいで変わるようです。【詳細はこちら

アトリエ仙川店は数ある店舗の中でも洋菓子に特化した店舗であるため、ここでしか食べられない商品もたくさんあります。

アトリエ&カフェ トップスセンガワ限定の洋生菓子類。

ショーケース内のケーキはテイクアウトはもちろんのこと、イートインでも食べることもできますよ。

カフェメニュー(スイーツ)。

さらにイートインでは、店内のケーキをちょっとずつ&くまなく楽しむことのできるアフタヌーンティーセットまであります。これは甘い物好き欲張りさんにはたまりませんね…。

カフェメニュー(フード)。

甘い物の他にも、アメリカンレストラン時代から引き継がれているカレーなども注文することができます。
お食事にもお茶にも幅広い用途で使えそうなカフェでした。

「チョコレートケーキ」じゃないほう食べてみた

さて、今回紹介したいのは「チーズケーキ」の方です。
こちらのチーズケーキは“ベイクド”ではなく、“レア”の方のチーズケーキです。

パッケージは最近リニューアルしたそうで、二つの星の窓がポップ。
見ているだけで元気が出そうなパッケージ。

ちなみにこのロゴですが、日本を代表するグラフィックデザイナーである田中一光さんのデザインなのだそう。LOFTや無印良品のロゴをデザインしたことでも有名な方ですね。

「チーズケーキ ミニ」、1,296円(税込)。

こちらが一番小さいサイズで、「チーズケーキ ミニ」。

※夏ごろより「ミニ」→「S」に名称変更されます。

大きさは100×60×38mmで、3〜4人前です。

この他に、Mサイズとレギュラーサイズがあります。詳細はこちら
製造日から4日間のお日持ちとなっています。

生クリームで描かれている葡萄の模様は、ヨーロッパで「豊穣」のモチーフとして愛されています。
このケーキを囲む一家の豊かさを願い、この模様をケーキのデザインに採用したのだそう。

ケーキとドリンクのセット、1,155円(税込)。

この断面をご覧いただければわかっていただけると思うのですが、本当にクリームチーズ然としているレアチーズケーキなのです。
デンマーク産のクリームチーズをふんだんに使用し、その周りを軽やかでミルキーな生クリームで覆ってあるシンプルな一品。

シンプルとはいえ、それぞれのパーツがお互いをサポートし合っているような秀逸なバランスなんですよね…。

チーズケーキの核となる部分は余計な混ぜ物が入っていないと一口でわかるようなソリッドさ。そこにさわやかな酸味が加わり、“締まりのある濃厚なクリームチーズ”といった感じです。
それとは対照的なのが表層の生クリームで、口当たりが軽く、練乳のような甘みがあります。
これが硬派なクリームチーズ部分を嗜めるようで良いバランスなのですよ…。
ちなみに底のクッキーはバターの香り豊かで、ショートブレッドみたいな感じ。歯切れも良く、とっても食べやすいです。

濃厚なのにペロッと食べられてしまうという、恐ろしい美味しさ。
一応ミニサイズは3〜4人前となっているのですが、私は先日一人でミニサイズを平らげてしまいました。

それぞれ単体だったらそんなに食べられなかったであろうものが、合わさるといくらでも食べられるなんて不思議だなあと思います。

おわりに

私は今回、罪深いことをしてしまったのではないか…という気がしています。

なぜならこのチーズケーキ自体、濃厚なのにいくらでも食べられてしまうという摩訶不思議な逸品である上、購入しやすいミニサイズがあるからです(と言っても3〜4人前ですが…)。そしてありがたいことに、価格がリーズナブル

ということは、例えば「今夜はお部屋でゆっくり映画を観るぞ〜」なんて時にサッと購入することができてしまうわけで、1人でケーキを抱えて食べる夢をいとも簡単に叶えることができてしまうのです。

四等分して残りは冷蔵庫に入れておいたはずなのに、その日の晩に全てなくなってしまう…。(あくまでも私の事例ですが。)
そんな魔法のチーズケーキを特集してしまいました。

おいしいものを、もうひとつ。

【取材協力】

アトリエ&カフェ トップスセンガワ クイーンズ伊勢丹仙川店

住所:東京都調布市仙川町1-48-5 クイーンズ伊勢丹仙川店2F

TEL:03-6279-6381

営業時間: 10:00~19:00 (L.O 18:30)

定休日: クイーンズ伊勢丹仙川店に準ずる

ホームページ:https://www.akasaka-tops.co.jp/

CREDIT

クレジット

執筆・編集
長野で野山を駆け回り、果物をもりもり食べ、育つ。好奇心旺盛で、何でも「とりあえず…」と始めてしまうため、広く浅いタイプの多趣味。普段はフリーで翻訳などをしている。敬愛するのは松本隆、田辺聖子、ロアルド・ダール。お腹が空くと電池切れ。
撮影
千葉県千葉市美浜区出身。世間のブームにのりたい48歳。パンダが好き。