キャンペーンへの応募は夜だと当たりやすい?
ただしオカルトです
みなさん、はじめまして。303 BOOKS(株式会社オフィス303)でアルバイトをしている林です!
早稲田大学中退。楽器を弾くことと都市伝説が好き。アイリッシュテナーバンジョーという素朴な音色の民族楽器を改造して、パンクロックを演奏するおそらく日本で唯一の人物。最近は水タバコにはまっている。
普段は主にWEB関連の業務を中心に色々な仕事をしています。
今回は2019年の4月〜5月にかけておこなった「ダジャレーヌちゃん 世界のたび」Twitterプロモーションキャンペーンの抽選結果や当選率などについて僕なりに発見した事実(!?)を書いていきます。
Twitterプロモーションの制作過程について詳しく知りたい方は、弊社の安部が書いた以下の記事をご覧ください。
303BOOKSが行ったリツイートキャンペーン
303 BOOKSでは「ダジャレーヌちゃん 世界のたび」の発売(4月18日)に合わせTwitterでリツイートキャンペーンを行いました。
キャンペーンの第一弾は4月19日から5月8日の20日間で行い、毎日5名の計100名の方が当選、第二弾は5月24日から6月25日の火曜日・金曜日の10日間行い、こちらも5名ずつ計50名の方が当選となりました。
第一弾、第二弾の期間中に、リツイートされた数の合計はなんと75,263リツイート!! 皆さま、沢山のご応募ありがとうございました。
抽選の仕組みと結果
キャンペーンに参加された方はご覧になった人も多いかもしれませんが、リツイートキャンペーンの告知ページに応募方法が記載されていました。
みなさんが特に気になったのはこの一文ではないでしょうか。
#ダジャレーヌちゃん のハッシュタグをつけてツイートしてくれた方は当選確率がアップするかも!? と書いてあります。
ツイートするだけで当選しやすくなるなんて、これはやらない理由がありませんよね! しかし、どの程度確率が上がるのかキャンペーン期間中は記載されていませんでした。
実はハッシュタグをツイートをした方の当選確率は2倍になっていたんです。
2倍とはどういうことでしょうか?
くじ引きをイメージしてもらえるとわかりやすいですが、抽選箱にはリツイートした人の名前がそれぞれ書かれたくじが一枚ずつ入っています。ハッシュタグツイートをした人のくじはもう1枚、つまり抽選箱に自分のくじが2枚入っている状態で抽選を行いました。
(実際はコンピュータのプログラミング上で行なっています:参考)
期間中にハッシュタグツイートしてくれた方の合計は8,210名でした。
つまり今回の抽選は、リツイート75,263名分にハッシュタグツイートの8,210名分を追加した83,473枚のくじが入った箱から150枚のくじを取り出す抽選だったと言い換えることができます。
(実際は毎日抽選していたので当選確率が日によって違ったり、同じ人は2度当選しないなどの条件があったりしますが計算が面倒くさいのでわかりやすく考えるためにこのように置き換えます。)
さて、83,473枚の抽選くじから自分が選ばれる確率はどのくらいになるでしょうか。
キャンペーンに一度だけ応募した場合、自分のくじは一枚しか入っていないということになります。当選確率は83473分の1、約0.00119%です。年末ジャンボ宝くじを1枚買って3等100万円が当たる確率が0.001%程と言われていますので、そのくらいの強運の持ち主だと言えます。なんと今回のキャンペーンの当選者の中で8名の方がこれに該当していました!
一方、キャンペーン全30回に応募し、かつハッシュタグツイートをした場合、自分のくじは合計60枚(30日間×確率2倍)になります。83473分の60は約0.0718%になり、これは年末ジャンボ宝くじを1枚買って4等5万円(約0.01%)当たる確率と5等3,000円(約1%)当たる確率の中間くらいとなります。わりと当たりそうな、そうでもないような、微妙な確率ですね。。。全30回すべてご応募頂いた皆勤賞の方もいたのですが、当選しなかったからといって決して運が悪かったというわけではありません。
当選を勝ち取るための裏技!?
コインを100回投げた時、表と裏が出る回数がぴったり50回ずつになるとは限りません。表の回数が54回だったり、もしかすると80回だったり、確率というのはある程度ぶれが生じるものです。
いわゆるオカルト※というのもこの確率のぶれが原因になっているものがほとんどでしょう。
※秘学・神秘・超自然的なもの。ラテン語の occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)が語源。
「スマホゲーム ガチャ オカルト」をGoogleで検索すると
- よそ見をしてガチャを引くと良い
- 0時ちょうどがレアが出やすい
- そのゲームを知らない友達に引いてもらう
など、オカルトに関して書かれたサイトが沢山表示されます。
冷静に考えるとそんなことが確率に関係していないことは明らかですね。
でもそんなオカルトに頼ってでも当選したい!!!!!!
その気持ち大変よくわかります・・・ というわけで今回のキャンペーン結果をまとめている時に気がついたオカルトを最後にお伝えします!
下の図は「キャンペーンに当選した人が何時に応募したか?」を1時間ごとで分けた当選率(当選者数÷応募者数)のグラフです。
完全に機械的に抽選しましたので、昼だろうと夜だろうと応募した時間によって当たりやすくなることはなく、当選率は全時刻帯で一定です。
しかし抽選の結果はどうだったでしょうか? 6時〜7時にかけて応募した人と、23時~24時にかけて応募した人では当選率が4倍程度違うことが見てとれます。また、21時~3時の間の当選率が軒並み高いこともわかります。
ちなみに第一回のキャンペーンでは6時~7時に応募された方はのべ1513名もいましたが当選者はなんと0名でした。
早起きは三文の徳ではなかった!!!!
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結論を述べます。
ちなみに宝くじ売り場の営業時間は一般的には10:00~18:30とのことです。こういったオカルトを信じて、宝くじを買いに行く時刻をいつもと変えて閉店時間ぎりぎりとかにしてみるのも良いかもしれません(超オカルト)