くぼたです。引き続き社内からも記事を絶賛募集中とのことで、また応募しました。
私の趣味はキャンプとハイキングと編み物です。前回の初めての投稿は、編み物の出来事でした。今度は私の場合のソロキャンプのことについて書いてみたいと社長にメッセージを送ると、
「いいね!ソロキャンプで行こう!」
とお返事をもらいました。
・・ちょっと、勘違いさせてしまったかも・・って思いました。
最近はソロキャンプネタもアウトドア雑誌で特集されたり、漫画が、アニメやドラマ化されたりしていますし、新型コロナウイルスがなければ今の季節に良いテーマではあると思うのですが、
「私の場合」のキャンプとなると、すごく地味なんです、、、
とは社長へのメッセージの返事には書かず、このまま行こうと思いました。結果を言いますと、キャンプ場で、ただ編み物をしたり、文庫本を読んだり、寝てるだけのための用意なんです・・・。
主に、一人でキャンプにいきます。
キャンプを教えてくれた先生的友達がいて、誘ってもらうとありがたく車で連れていってもらうこともあり、また、私から連れて行ってくれとおねだりすることもありました。それもすごく楽しいのですが、いつも都合があうわけではありませんので、色々覚えてからは、一人で行くことが多くなりました。
私は車を持っていませんので、荷物をザックにいれて、公共交通機関にお世話になって移動します。
・ソロキャンプ
・キャンプ場
・テント
・キャンプ飯
・たき火
・一人呑み
などなど、関連ワードを検索すると、情報、動画、たくさん出て来ますので、「私の場合」についてもその中のどれかには重なり、キャンプする人にとってはとくに新しいことは無いと思うのですが、しない方にとっては、何かしら面白いこともあるかもしれず、「私の場合」について、書きたいと思います。
ハンモックにはまってます
二年ほど前、アウトドアショップのハンモックイベントで出会って以来、できる限りハンモック泊です。それまでは、二人用のテントで、一人でキャンプしていました。行く場所が決まっていてハンモックをかける場所がない時はテント、状況によって使い分けています。
ここは、上高地のキャンプ場。ちょうど去年の今頃に行きました。梅雨でしたが到着した夕方だけ雨であとは全日晴れ。雨は覚悟で行きましたが、降らなければ6月は本当に気持ちいいです。涸沢や槍ヶ岳等への入り口としても有名な上高地のキャンプ場で、通る人たちのザックの中身を妄想しながら、昼寝したり散歩したりしていました。
テントはテントでもちろん良いのですが、ハンモックにすることによって、まずは荷物の重さ大きさが、ずいぶん減るんです。昼は椅子の代わりになり、夜は、ハンモックで寝ます。気候にあわせて、寝袋に入ったり、寝袋を上からかけたりして寝ます。
屋根と日よけ、目隠しに、タープという、平べったいシートをロープで張ります。気候がいいと、屋根がないほうが気持ちいい時もありますが、木の下だと小さい虫とかけっこう色々降ってきますのでね。
飲んでるコーヒーに、白い小さい粒がおちてきて、花びらかな、と思ったら、もぞもぞと、何かがコーヒーの中で溺れている、みたいなこともありました。
一晩中まあまあの風を伴う豪雨の時もありましたが、タープの屋根はそれほど降りこむこともなく大丈夫でした。ただロープで引っ張ってるだけのシンプル構造が、思ってる以上に丈夫なのかもしれません。
オールシーズンハンモック
コロナウイルスの流行で、春から初夏の、この素晴らしい時期を逃したとしても、私だけでなく、キャンプする人はどこかしらで年中キャンプしてるはず。これは、たぶん間違ってないと思うんです。
春~初夏、秋
今の季節、春から夏に向かう時期は言うまでもなく、本当に気持ちいいです。
そしてもちろん秋も。
桜、紅葉、キャンプには最高の季節ですよね・・・ただし、人が多くなければ。
夏
夏はアウトドアシーズンとはいえ、暑いのはつらいですが、タープの下で日陰になるので、風がうまく抜けると涼しくすごせます。虫は多いですが、ハンモックは浮かんでいるので、這う虫(ありとかむかでとか)が自分や荷物に上がって来る確率が劇的に減るんです。飛ぶ虫は仕方ないので、蚊帳を持ちます。
ハンモックでゆらゆらしながらご飯が炊けるのを見ていたら、蓋の間から吹きこぼれて地面に流れる汁に蟻が登って来ようとして、熱くないのかなと思ってしまいます。私が脱いだサンダルには登って来ないのに。
冬
冬ってキャンプ場、営業してるの?って思う方もいらっしゃるかもしれないですね。それが意外と、冬も営業しているキャンプ場ってそこそこあって、ちゃんと泊ってる人もいるんです。夏は賑わうキャンプ場も、冬は人が少なくていいんです。
たき火したり、テントの中で薪ストーブを楽しんだり、電源着きサイトで大きなテントの中でこたつやヒーターを使ってキャンプする人もいるので、冬のキャンプ場も営業していれば、寂しくない程度に人の気配があるんですね。
冬のハンモックも、またいい。虫が、飛んできませんしね。
テントでは、たいていマットを敷いて寝袋に入って寝るんですけど、地面からの冷えでけっこう冷たいんです。ハンモックは、地面から浮かんでいるので、地面から来る冷たさは無いんです。
そうは言ってもシート屋根のタープだけだとやっぱり寒いんですけど、そもそも、寒いのを覚悟で行くのでその辺は、ハンモックをかける場所や風向きを気を付けてタープで防ぐとか、寝袋カバー等で工夫しています。
食事
SNSでは、一杯呑みながら炭火で肉をやいて食べたりなど、おいしそうな書き込みがたくさんありますね。見ているだけで楽しくなります。その辺は皆さんの様子を拝見して、私はそこまではせずだいたい、袋のインスタントラーメン、せいぜい、スーパーでソーセージや袋野菜を足すぐらいです。
基本的にゴミは持ち帰るので、袋だと帰りのカサが減りますしね。煮炊きの火はアルコールストーブと固形燃料が多いです。これもガス缶とちがって、使ってしまえばカサが減るのが、好きな理由の一つです。
キャンプ場を拠点に少しハイキングしたいなと思うときはやっぱりご飯が食べたくて、お米と、一合分の炊き込みご飯の素などあれば持ちます。それをおにぎりにして、持って歩きます。
20分以上程度もつ固形燃料があれば、けっこう簡単にご飯が炊けるんです。棒に巻いたラップはかさばるので、耐熱系ポリ袋か、市販のおにぎり用ラップで握ります。
家のなかではちょっとさびしいインスタントラーメンやおにぎりだけでも、外で食べると、それだけで十分で、おいしいんですね。
場所、移動手段
基本的に、公共交通機関と徒歩で行けて、管理人さんがいらっしゃるキャンプ場で、できればお手洗いなどは適度に管理されていて。近くに温泉があれば、大変ありがたいです。
ハンモック泊の場合は、ロープをかけてもよい林間のキャンプ場にいきます。空いていて、無人でもない、ちょうどいいキャンプ場の、いい感じの木の間にぶら下がってる人の中に、私もいると思います。
歩けるだけ歩いて、疲れたらキャンプしながら旅をする、というのに憧れています。実際にそんな人もいるかもしれないのですが、ゆるそうにみえて、実際は結構なストロングスタイル。
それには、体力もそうだし、荷物の選び方、作り方、色々工夫が要りそうで、結局ハンモックでゆらゆらしながらだらだらと編み物をして、そんなことを妄想しています。
ここは西湖の湖畔(河口湖の西側にある湖)のキャンプ場。山のイベントのコース整備ボランティアの前泊として泊りました。なにかと理由をこじつけキャンプしています。メイン会場がキャンプ場という理由で、誰も友達がいなくても大会スタッフをやりに行ったこともあります。そんなところで友達もできたり。
ある日の1泊キャンプの持ち物
泊まる
- ハンモックまたはテント、寝袋、マット
- タープ(テントの場合も、庇がわりに張るのが好きです)
- 細ビキ(細いロープ。場所によってはハンモックやタープの付属ロープで足りたいときの予備や、荷物を吊るしたりします。ハンモックやタープを張るロープに沿わせて張って、荷物をつるして、荷物を地面にできるだけ置かないのを理想にしています。)
- ペグ(地面に挿して、タープのロープを地面から引っ張るのに使う)
- ヘッドライトと予備電池(私は行動用と夜のランタンと兼用します)
- 予備ヘッドライト(救急セットに、ボタン電池のちびヘッドライトが入っています)
- 着替え、風呂セット、洗面道具など
食料
- インスタントラーメン
- インスタントコーヒー
- 牛乳(どうしてもコーヒーに牛乳を入れたいんです)
- おやつ(最近ライフのプライベートブランドの豆乳ドーナツにはまってます)
- 歩く場合は、補給食
- ご飯を炊きたいときはお米と、一合用の炊き込みご飯の素
調理道具
- 鍋(メスティン)
- アルコールバーナー
- 燃料のアルコール
- 固形燃料
- ゴトク
- ライター
- チタンカップ(ラーメンやご飯の鍋とは別に、お茶を飲むのに水だけを沸かすために、火にかけられるカップを持ちます。荷物を一つでも増やしたくない人は、料理用と湯沸かし用を兼用してるみたいです。飲み物のお湯がラーメンの風味があっても、それも山のだいご味、という人もいるんですけど、私は水は調理と別鍋で沸かす派です。)
食器等
鍋はそのまま食器になります
- カップ(インスタントコーヒー等を飲む)
- お箸やスプーン等
- 保温水筒(ご飯の時、お湯を沸かしていれておいて、後でお茶を飲んだりする)
- シリコン水筒(水汲みにつかう。寒いときの湯タンポにもなります。)
その他
- 編み物、文庫本など
おまけ/メスティンでご飯を炊いてみよう
~メスティンでほぼ自動炊飯~
今どきの学校の校外イベントの事情はよく知らないのですが、私が小学生の時は、校庭でキャンプ大会がありました。グループだと、ボーイスカウトをやってる子や積極的な子がいろいろやってしまうので、私は大体後ろからみてるだけでした。わたしにやらせると、まわりが待てないですから。
自宅ならご飯は炊飯器が炊いてくれて、自分で火加減して炊くなんて無理って思っていましたが、固形燃料(あの、旅館とかで一人用のお鍋料理のときの、あのライターで火をつけるやつです)で、ほとんど自動でご飯が炊けるんです。
キャンプ先生が目の前でやってくれたときは、すごく感動しました。
《用意(私の場合)》
- トランギアのメスティン(アウトドアでは割と定番の、アルミの四角い鍋)
- 固形燃料20数分ぐらい燃え続けるもの(私は100均でよく買います)
- ゴトクとして、エスビットのポケットストーブ(鍋を支えてくれるもの、私がもっているのは、ついでに固形燃料のお皿にもなります)
- お米(キャンプでは無洗米を持っていきます) 一合
- 水
- 一合用の炊き込みご飯の素
お米をとぐ、水につけておく、などは普段と同じです。メスティンというのは、アルミ製の蓋つきの鍋です。アウトドア系では定番で有名だと思います。四角い、弁当箱みたいな形です。私はこれの使用頻度がかなり多いです。
ご飯を一合炊くのにちょうどいい大きさなんです。(これで二合炊いたらどうなるかやってみたことがあります。ぎりぎりいっぱいいっぱいで炊けました。)
水の量は、このメスティンだと、お米一合で、内側のリベットの丸の半分ぐらいで、ちょうどいいので、目安にしています。
メスティンにお米1合と水。カレーなどがあって、白いご飯が良いならこのままです。私は炊き込みご飯が好きなので、1合用の炊き込みご飯の素が売っていたらキャンプ用に買っておきます。
それをいれて蓋をして火にかけて、あとは、火が消えるまで見守るだけです。
沸騰したら本体と蓋の間から少しふきこぼれてきますので、蓋のうえに、外なら、石とか、適当にその辺のもので、重しをしておきます。家なら、いつも使っているちょっと重めのマグカップがちょうどいいです。
ふきこぼれますので、外なら多少は大丈夫ですが、こぼれるのが嫌な場所では、受け皿など対策をします。
火がきえたら、熱いので軍手などを使い、タオルに巻いたりや保温バッグなどにいれて10分ぐらい放置します。キャンプだと、フリースの服に巻くときもあったり。
さかさまにできそうなら、します。(さかさまにするのを忘れるときもあります)
面白そうな炊き込みご飯の素をみつけたり、ありがたくもウエブ上でレシピなどみつけたときは、家でメスティン炊飯練習、私は結構やってます。
おこげができたら、すごくうれしいです!!
固形燃料と気候等、状況におまかせで、いつも同じ調子に炊けるとはかぎらず、硬い時も柔らかい時もありますが、外では、とりあえずまあまあ食べられれば「おいしい」になります。
- 火の取り扱いには十分に注意しましょう
- 公園などの屋外では火を使ってはいけない場所が結構多いです。場所の決まりをまもりましょう
- 火を使ってもよい場所でも、決まりがあります。キャンプ場やバーベキュー場などでも、直火で焚火をしてはいけない場所も多いです。場所の決まりをちゃんとたしかめて、守りましょう。
この場をお借りして自分の趣味をひたすら語らせて頂き、すごく楽しかったです。
お読みくださり、本当にありがとうございました。