303 BOOKSのリモートワーク・ミュージック
朝から夜まで気分に合わせて
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はじめまして。12年のフリーランス歴を経て14年ぶりに古巣に帰ってきた宗我部です。フリーランスとして活動した12年間で、仕事と音楽は欠かせない存在となりました。
海を臨む街に生まれ育ち、その向こうにある都会に憧れた島国出身。ドラマーとして活動した時期も今は昔。ここ最近はシティ・ポップにハマり山下達郎のコンサートで、ウッキウキでクラッカーを鳴らしてきた。
テープ起こしや資料で動画を観るなど他の音があってはいけない時以外はたいがい音楽がそばにあります。リモートワークの良いところ、何と言っても音楽が聴けることでしょう。フリー時代とさほど変わらない(いやほぼ同じ)環境で仕事ができているのは、不幸中の幸いというかなんと申しますか……。
やる気が出ない時はイヤホンで爆音で聴いてみたり、気分がノッている時はPCとスピーカーをつなげておしゃれにカフェミュージック、などその時々で音楽を変えています。慣れれば爆音もBGMとそう変わりません。
けれど、たまに「無音」というBGMが欲しい時もありますので、その辺りは使い分け、といったところでしょうか。スーパーノンジャンルでお楽しみください。
気分が晴れない時に聴いて、自分だけじゃないと自分をなぐさめる一曲
あの人にあんな事言われちゃってモヤモヤ、仕事が煮詰まってモヤモヤ、原稿が降りてこない自分にモヤモヤ、etc……。生きていればモヤモヤすること限りなし。
ということで、そんなモヤっている時に聴いてスッキリしたいあなたに送るのが「M.O.8」という曲です。インディーズにも関わらず全員が異常に演奏がうまいので、一つひとつの演奏を聴いているとまったく集中ができなくなるという欠点がありますし、ちょっと放送禁止用語も入っていて私のようなアラフォー子持ちがおすすめして良いものかと悩みますが、モヤモヤしている時は良いのです! やりたいことはやったもん勝ちなのです。
デザイナーさんに仕事を受けてもらった時に聴く喜びの曲
先日、ずっとお願いしたかったデザイナーさんにお仕事を受けて頂いたのですが、そんなハッピーな気分の時に聴きたいのがこちらです。希望と期待に満ちている時は、アップテンポな「oresama」の曲をおすすめしたい。
どうやらアニソンを作っていることが多いようなのですが、PVが80年代のポップさを現代バージョンにした感じでおしゃれ。それにしてもどうしておしゃれ女子はおかっぱなのだろう。きっとYUKIちゃんの頃からそう決まってしまったに違いない。おそるべしJUDY AND MARYって世代がバレる。リモートワークで運動不足と感じたらランニングへ出かけるのですが、走るリズムに合うのでランニングのお供としても◎。
それはさておき、こちらの曲は落ち込んでいる時じゃなくって、ハッピーな気分をさらにハッピーにさせる時に用いるのがおすすめの聴き方です。落ち込んでいる時はこの明るさに落ち込んでしまうことがあるからです(笑)。気をつけましょう。
仕事の邪魔をしない 優しき大橋トリオの世界
リモートワークで作った音楽を聴きながらリモートワークも良いではないか、というわけで大橋トリオのリモートワークな「EMERALD」です。
リモートで音を合わせるって意外とできるものなのですね。大橋トリオの曲はどれも優しいので、穏やかな気持ちで仕事をしたいときにはちょうど良いなと思います。たまに何も流れてないんじゃないか?というぐらい仕事と思考の妨げになりません。ただし、突然に涙腺を刺激してくるので気が抜けません。優しさとは恐るべきものですね。
本当は「クラムチャウダー」という曲をおすすめしようとしたのですが、公式サイトにありませんでした。“5月の曲だから”という単純な理由なのですがこちらもご興味ありましたらぜひ(涙腺緩みます)。
ノリノリで仕事したい時に(ただしはかどらない)
メタルとアイドルのコラボの意外性にハマってから早5年くらいでしょうか。途中でメンバーが脱退(休止だったらいいな)するなどして一時期は離れていた時期もあるBABYMETAL。
コンサートに行けば基本的に年齢層が高く、同世代のオッサンたちにもみくちゃにされるのですが、演奏と歌とダンスのクオリティが高いのでファンをやめられずにいます。
基本的にBABYMETALを聴いてしまうと動画の旅に出てしまうので、仕事には禁忌なのですが、本当にやる気が出ない時はあんまり動画の旅に出てしまわなさげな曲でやる気を出そう、ということでこちらを。「ギミチョコ!」とか「あわだまフィーバー」なんかは絶対かけてはいけません。
喜怒哀楽・全方位対応のさすがの達郎様
山下達郎先生の曲はどれもすばらしいので、公式にあったこちらを推奨してみることにします。「SUGAR BABE」時代から声の質が変わらない、いやますます美声になっているのでは? という恐ろしいシンガー。
ということもあり、昔の曲も今の曲も全然雰囲気が変わらないのがすごいです。テイストもほとんど変わりません。どのアルバムをかけっぱなしにしていても仕事がはかどる。うれしい時もたのしい時もイヤな時も山下達郎。シティ・ポップと評されるだけあって、聴いていると「TOKYO! ここはTOKYO!」とさけびたくなります。
しかも私の中ではいつも雨の東京、そして夜の東京がイメージされます。東京で仕事をしたい人は、ひとまず山下達郎先生の曲でイメージを固めておくと良いと思います。※個人の感想です。
以上、ノンジャンルでお届け致しましたが、気付いたら全部邦楽であることに驚きました。若い頃は洋楽(洋楽って死語?)ばかり聴いていたのに、中年になった途端に愛国心が出てきたようです。日本語ってすばらしい。