303 BOOKSのリモートワーク・ミュージック

邦ロックのある夏を

この記事は約5分で読めます by 竹村朋花
バックナンバー

303 BOOKSのリモートワーク・ミュージック

朝から夜まで気分に合わせて

本記事で紹介した曲のプレイリストのURLはこちら

本記事内の動画は全てコピーライトもしくはYouTubeに使用を許可しているライセンス所持者が表記されているものを使用しています。
YouTubeヘルプ「この動画の音楽」の情報

はじめまして、303BOOKSのお手伝いをさせていただいている竹村朋花です。

たけむらともか
竹村朋花

ワイヤレスイヤホンとヘッドフォンで通学するくらいには音楽と二人きりになりたい音楽バカ。休日の晴れの日はカメラ、雨の日はギターを弾く。と言いながら大抵は寝ているナマケモノ系大学生。最近、3日ももたないのに筋トレグッズを買いました。

    フェスやライブが中止になってしまい、部屋に引きこもる日々が続いております。外にあまりでられない今だからこそ、部屋の中で少し早めの夏を感じられるような、日本のエネルギッシュなROCKミュージックをご紹介します!

    ROCKと一括りにしてしまうと、近寄りがたいイメージを持つ人も少なくないと思います。アーティストやファンがブンブン頭を振り回して…なんか怖い、みたいな。

    今回はそれよりポップな、TVや雑誌で目にする身近な“邦ロック”を集めてみました。(邦ロックってなんだろう?って、私も思ったので調べて見たのですが、あまり明確な定義はないみたい…。パンクロックでもなく、バンド形態の邦楽という括りなのかな?)

    朝にききたいおしゃれサウンド

    雨のパレード『Summer Time Magic』

    ジャンルや洋邦にとらわれない雨のパレード。いろんなジャンルの曲がある中で、一番夏で、一番朝な曲。ゆっくり体を起こすような、優しい声、踊り出したくなるようなベースライン。

    ロックとポップとテクノの融合、不思議な世界観を生むこの曲は聴いているだけで、自分もおしゃれになった気になれる。

    ボーカル福永浩平のこだわる“おしゃれ”は曲にもMVにも散りばめられていて、目も耳もこの世界観がクセになってしまう…。

    オシャレなサウンドで朝の憂鬱を洗い流してみてはいかがでしょう?

    踊り出したくなるロックンロール

    go!go!vanillas『カウンターアクション』

    CDJ1920でカウントダウンアクトをつとめたgo!go!vanillas。

    カントリーミュージックやロックテイストの曲が多い、正統派邦ロックだと思う。つい最近では初の武道館ライブを発表した、これから、というか今、火がついているバンドだ。

    そんな、go!go!vanillasらしさが詰め込まれているのがこの一曲だと思う。

    一緒に叫んで、飛び跳ねたくなるようなメロディに、疾走感のあるギターソロ、テンションが上がってしまうこと間違いなし。

    夕暮れに叫ぶガールズバンド

    HumpBack『LILLY』

    夕暮れの屋上に響く優しい歌声は、どこまでも響くような力強いエネルギーに溢れている。

    耳に馴染むメロディとは裏腹に、ラブソングにもとれる歌詞は、愛犬に捧ぐものであったとか…。どう捉えても、愛の溢れる曲だ。

    彼女たちのロックへのリスペクトはガールズバンドを良い意味でぶっ壊すバンドだと思う。

    ライブで見られる男子顔負けのかっこよさ、自分たちの作る音楽を愛し、ファンにさけぶ姿は胸を熱くさせる。(あぁ、思い出すだけでライブに行きたくなってしまった…。)

    夜にききたい、大人な夏

    sumika『Summer Vacation』

    落ち着いたメロディで始まり、夏の蒸し暑い夜を思い出させる一曲。

    大人な男女のかけひきを彷彿とさせるMVには、ブラックコーヒーのCMみたいな、大人な苦みを含んだ雰囲気がある。

    ボーカル片岡健太の作り出す色っぽい、どこかアンニュイな歌声は時間をのんびり感じさせる。

    sumikaの曲にはそれぞれに独立した色があり、どの曲にも何色も引きずらない、曲によって人が変わるような、何色にも染まらないバンドだ。

    最近CMやドラマの主題歌を担うsumika。元気で爽やかな曲も多くある中、“大人な一面”を聴いてほしい。

    洋楽派なアナタへ

    FIVE NEW OLD『Fast Car』

    チャンネル登録者数2.5万人という、いわゆる掘り出しものバンド。この英語で邦楽なの?っておもう人も多いと思いますが、全員日本人なんです。

    ボーカルHIROSHIは、留学経験はなく、洋画から英語を学んだとか…。(天才すぎる)

    CMで聴いたことある気がする、ってくらい完成度の高い曲が多いFIVE NEW OLD。

    その中でも、海沿いを車で走らせながら口ずさみたいこの曲には、夏らしいメロディとは裏腹に複雑な想いが込められている。そのギャップで、歌詞とメロディで二度味わえる一曲になっている。

    おわりに

    いかがでしたでしょうか。自分の好きなものになると、ついつい熱量が…。(反省)

    待ち焦がれる夏が普段より何倍も楽しいものになるように、家で、音楽で、夏を予習して待ちましょう! そこに何か1曲でも参入できていたら嬉しい限りです。

    中止になってしまったライブやフェスは寂しいものですが、いつか来る日を楽しみに、今やるべきことをやっていきたいですね。私の場合は、学校の課題ですかね…。(終わらない気配)

    バックナンバー

    303 BOOKSのリモートワーク・ミュージック

    From70’s

    CREDIT

    クレジット

    執筆・編集
    ワイヤレスイヤホンとヘッドフォンで通学するくらいには音楽と二人きりになりたい音楽バカ。休日の晴れの日はカメラ、雨の日はギターを弾く。と言いながら大抵は寝ているナマケモノ系大学生。最近、3日ももたないのに筋トレグッズを買いました。
    イラスト
    1994年、福岡県生まれ。漫画家、イラストレーター。第71回ちばてつや賞にて「死に神」が入選。漫画雑誌『すいかとかのたね』の作家メンバー。散歩と自転車がちょっと好きで、東京から福岡まで歩いたことがある。時代劇漫画雑誌『コミック乱』にて「神田ごくら町職人ばなし」を不定期掲載中。