書店クエスト

イベント

この記事は約3分で読めます by 野田浩樹

こんにちは、野田です。

1月31日と2月1日に『二子玉川本屋博』というイベントがありました。個性的な書店さんが40店も出店するイベントです。これは勉強も兼ねて見てみるか! ということで、2月1日に行ってきました。

バックナンバー

書店クエスト

47歳の新米営業

のだひろき
野田浩樹

東京生まれ。ブルーベリーを育てる事と動物が好きなナイスガイ。世界ネコ歩きは毎週欠かさず見ている。プログラマーをしていたはずが、なぜか47にして営業に。

    着いてみると思っていた以上に人が居ます。というか居すぎです。後で聞いたら来場者数3万人とか聞きました。2日でそんなに来たらそりゃあ混みますね。

    書店さんはもう最初から飛ばしているというかなんというか、移動販売車両です。車の中に本がぎっしりです。これは子どもに受けそう。

    本は各書店さんのお勧め本なのか、セレクトショップ状態です。普段あまり見ないような本がいっぱいありました。正直サブカル系の本ばかりなんじゃないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。絵本から知識系の本から哲学っぽい本から色々です。とりあえずじっくり見ていくつもりだったのですが、醗酵に関する本が面白そうだったので購入。漬物とかまったくやらないんですけどね。

    弊社の(わりと)近くにあるA書店さんも出店してました。加藤がご挨拶にうかがったことがあるはず、などと思っていると隣のカップルが何か話してます。

    「A書店・・・?」「あー、神楽坂にある書店さんだ!」

    なんで場所まで知ってるんですかねえ。マニア恐るべし。

    そうこうしている内にB書店さんのお店に。ここは京都でこがしわさんに教えていただいたネコの本専門店です。ハニトラのお店ってことで、ワンチャンネコが居るのでは?(ハイセンスジョーク)と思ってみてみると。

    ネコの代わりにネコ男が!

    (怖いYO!)

    野田

    思わず魂の叫びが。店長?っぽい男性がネコのコスプレをしています。びっくりしたなあ、もう。

    とりあえず東京ハニトラマップもといネコが迎えてくれる東京のお店の本を買いました。

    それから別のお店ではネコの立体図鑑の本、という具合に結構散財してしまいました。ま、これだけ本があるとね、しょうがないね、などと思いながら見て回っていると、何やら手を振っている書店員さんが。ちょっと前にお邪魔したC書店さんの店員さんでした。今回のイベントに参加すること自体は知っていたので、ご挨拶にうかがいますねー、と以前話していたのです。

    こんにちはー、とご挨拶してちょっとおしゃべりしたところ、この後のイベントにC書店さんのD代表(女性)が出る、とのこと。ほほう、それはぜひ見ておかないと。

    そして始まったライブイベント。以前ご挨拶させていただいたし、顔は覚えているから見ればわかるはず・・・はずだったのに。ステージ上の女性は二人ですが、二人とも同じ髪型・メガネ・ヒゲ(!)という格好で、どちらがD代表なんだかさっぱりわかんないよ!

    しばらく(10分くらい)見てもわからないのでギブアップしてたらステージから「後ろで物販もしています」との声が。どこだろうと見てみると私のすぐ横でした。

    すぐ横でD代表が物販してました。

    10分くらい気が付かなかった私はいったい・・・気を取り直してご挨拶したところでまたまた気がついてしまったのですが、

    他の書店さんで買いすぎてもう使えるお金がない!

    もちろんここで買い物しなくても問題はないのですが、他の書店さんであれこれ買った後なので後ろめたい気持ちでいっぱいです。しかしこの後行く床屋代だけは確保しておかないとまずいし。そんなわけでお話だけして今回のイベントは終了しました。もうちょっと買えたかなあ、気になる本がまだまだあったんだよなあ。

    その後床屋さんに行ったら財布の中は1000札が1枚だけになってました。あともう1冊買ってたら終わってました。いい年こいて本の買いすぎでお金足りませんとか言い訳するところでした。

    バックナンバー

    書店クエスト

    出版社はじめます

    CREDIT

    クレジット

    執筆・編集
    東京生まれ。ブルーベリーを育てる事と動物が好きなナイスガイ。世界ネコ歩きは毎週欠かさず見ている。プログラマーをしていたはずが、なぜか47にして営業に。
    イラスト
    1994年、福岡県生まれ。漫画家、イラストレーター。第71回ちばてつや賞にて「死に神」が入選。漫画雑誌『すいかとかのたね』の作家メンバー。散歩と自転車がちょっと好きで、東京から福岡まで歩いたことがある。時代劇漫画雑誌『コミック乱』にて「神田ごくら町職人ばなし」を不定期掲載中。