夕立のアンティオキア ―パイサの生き方―#21

今春から新大学生 バレンティナ・ベラスケス(3話)

この記事は約4分で読めます by ユースケ“丹波”ササジマ

オフィス303の元社員、ユースケ“丹波”ササジマがコロンビアの女性にインタビューしていく連載企画。今回もバレンティナ・ベラスケスさんへのインタビューです。今回は好みの男性などについておしゃべりしています。

ゆーすけたんばささじま
ユースケ“丹波”ササジマ

株式会社オフィス303の元社員。黒豆で有名な兵庫県丹波篠山市出身。2017年に日本を飛び出して1年ほどラテンアメリカ諸国を行脚する。現在はライターやフリー翻訳者として働きながら超低空飛行で生き延びる。

黒髪✕褐色が好み

こっちの学校でモテる男子ってどんな感じなの?

笹島

なんだろうな・・・、悪いことしてるかっこいい子ですかね。

バレンティナ

悪いことってなに? バイク乗り回してるような感じ?

笹島

バイクなんて悪くないですよ(笑) マリファナとかです。

バレンティナ

こっちでもヤンキーがモテるんだ。

笹島

というか、悪い人がモテるっていうか、悪い人のなかに顔がかっこいい人が多いかもしれないです。

バレンティナ

やっぱり顔って重要ですよね。

笹島

あと、それに加えて背が高くて太くも細くもないっていうのも大事です。

バレンティナ

スポーツができるとか頭がいいとかそういう要素は重要じゃない?

笹島

それは重要じゃないですね。モテるモテないでいうと、大事なのは見た目です。私の場合は見た目より中身のほうが大事ですけど。

バレンティナ

こっちっていろんな人種がいて、肌の色とか髪の色とか見た目のバリエーションもいっぱいあるじゃない? そういう見た目の好みは人それぞれだよねたぶん。

笹島

そうですね。白人系がいいっていう人もいれば褐色系、黒人系がいいっていう人もいます。

バレンティナ

バレンティナはどういう見た目が好きなの?

笹島

髪は黒で肌は褐色が素敵ですね!

バレンティナ

じゃあ俺みたいな感じだね。

笹島

全然違います! 黒髪はいいとしても褐色にしては白すぎるんで失格です(笑)

バレンティナ

じゃあ日焼けして出直します!

笹島
バレンティナさんの横顔

空気を察して交際スタート

付き合ってる人いるの?

笹島

います。ベネズエラ人で、付き合って3ヶ月くらいですね。

バレンティナ

ベネズエラ人なんだ。国が混乱してるから今コロンビアにめっちゃベネズエラ人押し寄せてるよね。

笹島

そうですね。ベネズエラから避難してきた人は仕事がないケースが多いんで、最初は父に付き合うの反対されてましたけど、今は仕事に就けたんで丸くおさまりました。

バレンティナ

車乗ってると交差点で「ベネズエラから来た夫婦です。子どもがいるんですが仕事がいるんで満足に食べさせてあげられません。」っていう紙を掲げてお金を求めてる人とかよく見るからね。彼氏くんは仕事見つけられてよかったね。どこで知り合ったの?

笹島

地区の集まりみたいなやつで出会いましたね。私から声かけて。

バレンティナ

こっちでは男女が付き合うためになにか言うの? 日本だったら人にもよるけど一般的には「付き合ってください」とか「彼氏/彼女になってください」的なこと言って交際が始まるんだけど。

笹島

言わないですね。人によるかもしれないですけど、基本的にそういうことは言わないです。

バレンティナ

じゃどうやって付き合ってるかどうかわかるの?

笹島

好きな人ができたら「好きだよ」とかいってアピールしますよね、そういうことを言いながら何回も一緒に出かけてたらそういう関係だって自然とわかりますよね。

バレンティナ

関係あるかわからないけど、よく西洋文化と日本文化の比較で、西洋では基本的に明言する文化、日本は空気を読んで察する文化みたいなこといわれるんだけど、交際が始まるときの振る舞いはまるで逆だね。日本では彼氏彼女の関係になるか確認をとるために明言するけど、こっちでは空気を察して交際するから。

笹島

そうですね、でも、魅力的でも付き合おうとも思わない相手に「好き」なんて言わないから、こういうことを言ってる時点で明言してるようなもんじゃないですか?

バレンティナ

そうなんだけど、日本人からすると自分も慕っている人から好きって言われても「・・・だからどうしたいの? その告白によって俺(私)をあなたの彼氏(彼女)にしたいの?はっきり言ってくれ!」ってなるんじゃないのかな。

笹島

ほらほら、もう言わなくてもどうしたいかわかってるじゃん(笑)

バレンティナ

わかってるんだけどはっきり言うのが大事なんだよたぶん・・・。今回はこの辺で終わりですがバレンティナさんとのおしゃべりは続きます。次回は将来についていろいろ伺いたいと思います。

笹島
頬に手を添えるバレンティナさん

CREDIT

クレジット

撮影・聞き手・執筆
株式会社オフィス303の元社員。黒豆で有名な兵庫県丹波篠山市出身。2017年に日本を飛び出して1年ほどラテンアメリカ諸国を行脚する。現在はライターやフリー翻訳者として働きながら超低空飛行で生き延びる。