asatte RALLY 2025 最終日「今日子の部屋の窓」

イベントレポート 前編

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小泉今日子さんが立ち上げた会社「株式会社明後日」は、2025年に創立10周年を迎えました。これを記念してスタートしたのが「asatte RALLY」。6月4日から約1か月にわたり、都内のさまざまな会場で10の催しが行われるという、10周年の節目にふさわしい大規模なイベントです。

最後の催しとなるトークイベント「今日子の部屋の窓」が、6月26日(木)に下北沢の北沢タウンホールにて開催されました。

最終日ということで、「asatte RALLY」の反省会と題し、前半はこの1か月のさまざまな企画を振り返りながら、お客様からの質問やリクエスト、感想などを募って、自由に語り合う場となりました。

広いステージに、椅子がひとつだけ。ファンと小泉さんが一対一で向き合う、特別な対話の場のようだった。
ラリーで集めたスタンプの数をお客さんに聞く小泉さん。中には10個全て集めた猛者も!

寄せられた質問は以下のようなものでした。

「今日子の部屋の窓」というタイトル/スタッフ用黒Tシャツの販売/LINEスタンプの販売/キャパの拡大/制作の関根明日子さんについて/他府県でのイベント開催/子ども向けのイベントの継続/舞台『ピエタ』円盤化・再演/舞台の楽しみ方/落語界のキョンキョンこと柳家喬太郎師匠について/ここまで質問を受けてきての感想/体調管理法/フリマの出品内容/イベント参加の決意表明/初めて会うことができた感動&感謝のメッセージ/我々ファンにエールのリクエスト/お酒の上手な飲み方指南/猫に関する活動の継続/ドラマと白髪/asatte RALLYの反省点/若い世代にもわかるドラマ話を/「キョンキョン」と呼びたい

たくさんのファンからの質問に答え終えた小泉さん。

「10年間、楽しいことばっかりじゃないんですよ。会社なんてものを作ってしまうとね。本当にいろんなことがありましたけど、笑っていれば、また力がよみがえってきて、続けることができたかなという気がします」と締めくくりました。

すると、最前列のファンの方が小泉さんに向かって、そっとカンペを掲げました。

そこに書かれていたのは「Kyonさんのおかげで幸せな人生です」というメッセージ。

会場中から、大きな拍手が巻き起こります。賛同と感謝に満ちたその音が、会場を包み込みました。こうして、前半は終了です。

拍手がやむのを待って、小泉さんが続けます。

「このあと、スペシャルゲストと朗読をさせていただこうかと思っているんです。中山忍さんが来てくださって、彼女から『読みたい物語がある』とご提案いただきました。今日こうして、みなさんとお会いできる機会があったので、せっかくだからふたりで読んでみようということで用意してきました」

そう、じつは、中山忍さんとの朗読劇がシークレットイベントとして用意されていたのです…!

後編へ続く。

asatte RALLY 2025 最終日「今日子の部屋の窓」

イベントレポート 後編

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