ドット界の新星!モーショングラフィックデザイナー・AniEmoN#2

先輩に憧れて選択した、フリーランスという働き方

この記事は約4分で読めます by 遠山彩里

文字や写真、イラストなどの静止画に動きを加えて、動くグラフィックをつくるモーショングラフィックデザイナー。モーショングラフィックスの中でも、ドット絵業界で有名だというAniEmoNさんにインタビューをしてきました。今回は、会社を辞めてフリーランスになった理由や仕事内容、よかったことや大変なことまでを詳しくうかがいます。

AniEmoN(アニエモン)
グラフィックデザイナー&ピクセルアーティスト。映像制作会社、アニメ制作会社等 計3社を経験し、映像製作における提案から納品までの基本的なフローを学ぶ。その後フリーランスとして独立し、ドット絵から企業VP、TVCMまで映像を幅広く制作。「Human BeatBox ChampionShip 2016」オープニング映像、「映画・東京喰種」におけるPCのUIデザイン等制作。チップチューンのシーンでは、「ワビサビータ!」「RobotPrins」等のMV映像を手掛ける。
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自由な働き方に憧れてフリーランスに

今回はフリーランスになってからのことを詳しく聞いていきたいと思います。さっそくですが、 会社を辞めてフリーランスになった理由を教えてください。

遠山

プライベートでフリーランスの知り合いができて、その人がすごい自由な生き方、働き方をしていたんです。海外に行きたいと思ったら好きな時に海外に行って、働きたいと思ったら好きな時に働くみたいな。そういう仕事の仕方に憧れて、独立をしたという感じです。

AniEmoN

結構そういう理由でフリーランスになる方多いですよね。

遠山

そうですね。でも実際はそんなことなかったんですけれども。やっぱり責任が自分一人にのしかかるので、どこか行きたくても行けないような状況が続いたりしますね。

AniEmoN

パソコンがあればどこでもできるって感じじゃないんですね。

遠山

それに、パソコンのスペック等が要求される職種なので、そうですね。

AniEmoN

会社員時代よりも楽しい仕事が増えた今

フリーランスになってからはどんな仕事をしてるんですか?

遠山

フリーランスになってからも、前の会社の延長線みたいな感じで、企業VP、CM、パチンコの実機紹介映像をやっていますね。あとは、イベントのオープニング映像とか。ただ会社にいた頃と比べると、サブカル寄りの案件が増えてきましたね。

AniEmoN

お堅い感じじゃないようなってことですかね?

遠山

お堅い感じというよりかは、YouTuberのオープニングを作ったり、個人のクライアントも増えました。

AniEmoN

AniEmoNさん的にはそっちの方が楽しいんじゃないですか?

遠山

そっちの方が楽しいですね。

AniEmoN

じゃあサラリーマンの時よりは楽しい仕事ができるようになったんですね。

遠山

サラリーマンの時よりかは楽しい仕事が入ってきてると思ってます(笑)

AniEmoN

足の軽さが、フリーランスの売り

フリーランスになってからの仕事の流れを聞いてもいいですか?

遠山

まず仕事をいただくクライアントは、会社員の時のツテで来ているのが大体7割8割。フリーランスになってそこで知り合ったクリエーターとかカメラマン、ディレクターさんから来るのが大体2-3割とかでやっていってますね。

AniEmoN
映像ディレクター永田佳大との打ち合わせの様子

そのクライアントの人たちから、こういう映像を作りたいんだよね、みたいな感じでお仕事の依頼が来るわけですね。

遠山

はい。スケジュール的なところは案件によりますが、基本的に土日は休むようにしています。

AniEmoN

そうなんですね。

遠山

ただ、企業と差別化するっていう意味で、必要であれば土日も動くという足の軽さをフリーランスとして売りにはしてますね。

AniEmoN

頑張った分だけ稼げるのが、フリーの良さ

フリーランスになってよかったことってありますか?

遠山

フリーになってよかったことは、やっぱりマージンがとられずに、頑張ったら頑張った分だけ収入が入ってくる。そこがやっぱりフリーランスの一番の魅力かなって思いますね。

AniEmoN

もし答えられたらでいいんですが、ずばりサラリーマンの時よりも稼いでます?(笑)

遠山

そうですね、サラリーマンの時よりかは全然稼いでます(笑)

AniEmoN

やっぱりそうなんですね(笑)最初フリーになるの怖くなかったですか?

遠山

怖かったですね。ただ、知り合いから「日本で失敗してもそうそう餓死することはないよ。最悪、生活保護っていう制度があるんだから」って言われたのが自分の中ですごく安心して、気持ちよくフリーランスになりました。

AniEmoN

知り合いの方のひと押しだったんですね。逆にフリーランスになって大変なことはありますか?

遠山

事務作業も全て自分一人で行わなくてはいけないので、税金周りや確定申告などは大変ですね。あとは責任が全部自分一人に押し寄せてくるっていうプレッシャーが、やっぱりフリーランスになって一番大変なところですかね。

AniEmoN

フリーランスも、いいところと大変なところがそれぞれたくさんありますもんね。次回は、いよいよAniEmoNさんの得意分野であるドット絵について、作品を絡めて聞いていきたいと思います! 

遠山

#3 フリーになってから魅入られたドットの世界

CREDIT

クレジット

執筆
フリーのライター兼プランナー。フードスタイリストやウイスキー検定の資格を持つ。趣味は料理やお酒。一人でどんなお店にでも入れるため、取材も積極的に行う28歳。人との繋がりとコミュニケーションを大切に、遊びも仕事も全力で取り組みます!
撮影
千葉県千葉市美浜区出身。世間のブームにのりたい47歳。パンダが好き。
撮影
某研究学園都市生まれ。音楽と東京ヤクルトスワローズが好き。最近は「ヴィブラフォンの入ったレアグルーヴ」というジャンルを集めて聴いている。