303BOOKS 営業の加藤です!
前回の「小さな声ですが」でお伝えした緊急事態宣言による書店様の声をお伝えしました。今回も書店様の状況をお伝えします。
書店クエスト
47歳の新米営業
愛知県三河地方出身。ホームセンターから出版業界へ。様々なジャンルの営業を経験し303 BOOKSへ。何よりも書店に入った時の「本の香り」が好き。
出版業界唯一の専門紙「新文化」のWEBサイトで「【特集】緊急事態宣言による書店の休業に関するニュース」を見ました。把握が出来ている東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・福岡県・愛知県で420店舗が臨時休業(4/14時点)されているようです。
また書店様はイン・ショップ※も多いため、これからも増える可能性が高いと思います。
取次※もリモートワークが進んでいます。最近、お電話することがあったのですが、担当者が不在でした。話を聞くと週2日出社して、それ以外はリモートワークとのこと。
※イン・ショップ : デパートやショッピングセンターなどの大型店の売場に、比較的小規模の独立した店舗形態の売場を設置すること。
※取次 : 出版とその関連業界で、出版社と書店の間をつなぐ流通業者を指す言葉。出版取次、単に取次とも言う。
303 BOOKSもリモートワークへの移行や新刊の発売延期が決定するなどしています。もちろん出版業界にも多大な影響は出るだろうと思っていましたが・・・・・・これほどまでとは想像していませんでした。ご来店されるお客様のために営業をしている書店で働くみなさまが、コロナウイルス感染をされないことを祈るばかりです。
最近、人々の暮らしを支えている小売店が重度の人手不足で崩壊の危機にあると言われ始めています。私もリモートワーク中ですが、食事を買いに近所のコンビニへ行きます。そこではコロナウイルス対策のため、レジで厚手のビニールを天井から吊り下げて飛沫対策をしていました。
書店も、書籍の流通も同様の状況にあることを少しでも世間へ伝えたいと思いました。
最後に社会を支えてくださる全てのみなさまに感謝いたします。
本当にありがとうございます。