熊川哲也ArtNovelシリーズ第2弾、バレエ至高の名作『白鳥の湖 Swan Lake』が書籍化!

Kバレエカンパニー『白鳥の湖』公演にあわせ3月24日より発売開始!

2021年3月24日〜28日まで、上演される熊川哲也Kバレエカンパニー『白鳥の湖』に合わせて、出版社303 BOOKSはArtNovel『白鳥の湖 Swan Lake』を、3月24日より書店、Kバレエカンパニー公式オンラインショップ「Stage Door」等にて発売いたします。

※店舗によっては25日以降の取り扱いとなる場合もございます。

「永遠の教科書」であり、「バレエ芸術の母」でもある『白鳥の湖』

世界で最も有名なバレエ作品である「白鳥の湖」。マリウス・プティパと、レフ・イワーノフの振り付けと、ピョートル・チャイコフスキーの進化を極めた音楽で知られる、特別な作品です。熊川哲也は、この作品はバレエの「永遠の教科書」であり、「バレエ芸術の母」でもあると言います。

そんな熊川哲也が、芸術監督として、Kバレエカンパニーで『白鳥の湖』をつくりあげたのが2003年。プティパとイワーノフに敬意を払いつつも、本作品のミステリアスな側面と、王子の心の動きを軸に物語を描き直しました。古典の基本を尊重しつつ、現代の観客の感性に訴えかける作品として、熊川版『白鳥の湖』は誕生したのです。

『白鳥の湖 Swan Lake』究極の愛の物語が小説として再現

本書は、熊川版『白鳥の湖』の美しい愛の奇跡を、藤田千賀が小説化。今まで活字になっていなかったさまざなディテール、登場人物の心の揺れ動き、感動のクライマックスを再現したのです。豪華な舞台芸術・衣装、ダンサーたちの舞踊は、イラストレーター粟津泰成が描き出しました。

熊川哲也がこの作品に込めた想い、語られなかった真実が今あきらかになります。

キッズ・ダンサーたちが『白鳥の湖』の世界を学ぶのに最適な一冊

バレエは、ダンサーのテクニックと感情がうまく溶け合ってはじめて、見る人の心を打つ美しい表現となります。感情を表現するためには、演じるキャラクターの心の動きや作品に描かれた世界について、想像力を働かせることが大切です。そして、音符の一つひとつが、まるで台詞であるかのように、登場人物たちの心情を思い描きながら、作品を表現していくのです。本書は、『白鳥の湖』の世界を学ぶために最適の一冊となります。子どもたちでも読めるように、難しい漢字には読みがなをつけました。バレエを学ぶすべてのダンサーに読んでほしいという熊川哲也の願いが込められています。

熊川哲也特別インタビューを収録!

巻末には、特別企画として、熊川哲也のインタビューを収録しています。2003年、どうやってこの物語を『熊川版 白鳥の湖』としてつむいでいったのか、どこにオリジナリティを出していったのか、どうしてこのラストになったのか、その舞台裏をその舞台裏を語っています。

©中森真

Kバレエカンパニー 小林美奈、栗山廉による『白鳥の湖』インタビュー&朗読を配信!

Kバレエカンパニー『白鳥の湖』でオデット役を演じる小林美奈、ロットバルト役を演じる栗山廉によるスペシャル動画を配信。本書『白鳥の湖 Swan Lake』について、ふたりが出演したドラマ『カンパニー』について、Kバレエカンパニー『白鳥の湖』についてたっぷり語っています。また、フリーアナウンサー神田れいみとの『白鳥の湖 Swan Lake』の朗読を収録しました。詳細は、 KバレエカンパニーのWEBサイトで今後発表していきます。 またその模様は記事化され、 303 BOOKSのサイトで近日公開されます。

2021年3月24日〜28日Kバレエカンパニー公演『白鳥の湖』

悠久の歴史を生き抜いてきた不朽の名作『白鳥の湖』。揺るぎなくも奥深いこの “バレエの代名詞”の魅力をあますところなく描き切り、また“今を生きる古典”として、新たな可能性の扉をも開いた熊川版は、2003年の誕生以来、常に新鮮な感動をもたらし、絶大な支持を得てきた。そして、大きく世代交代を遂げて迎えた今シーズンの上演では、カンパニーの新時代を牽引する才能あふれる精鋭たちの競演にも注目。2020年プリンシパルに昇格した山本雅也(1月任命)、堀内將平(10月任命)、さらには2021年1月に新たなプリンシパルとして迎えられる日髙世菜……熊川に選ばれしダンサーたちが伝統をさらに高みへと発展させていく、Kバレエ カンパニーの真髄がここに!

芸術監督:熊川哲也
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
舞台美術・衣装デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース
照明デザイン:足立 恒
指揮:井田勝大
管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー
会場:Bunkamura オーチャードホール
日時:3/24昼・3/25昼・3/25夜・3/26昼・3/27昼・3/27夜・3/28昼
チケット: S席=15,000円 A席=11,000円 B席=8,000円 C席=6,000円 A親子席=15,000円 学生券=3,500円
主催:TBS
特別協賛:大和ハウス工業株式会社
協賛:SL Creations
後援 :TBSラジオ
オフィシャルエアライン:ANA
協力:Bunkamura
制作:K-BALLET・TBS

Kバレエカンパニー オフィシャルサイト
https://www.k-ballet.co.jp/contents/2021swanlake

3月28日公演はオンライン配信決定!

『白鳥の湖』、 3月28日(日)13:00公演は、 Streaming +での、日本を含む世界17の国・地域に向けてオンラインライブ同時配信が決定! TBSが誇る高い技術で、高画質に撮影された迫力の4K映像は、劇場とはまた別の楽しみ方を味わうことができるとして、バレエファンを中心に好評を博している。グローバル配信により世界中のバレエファンを魅了することでしょう。

料金:3,800円(税込、 世界共通)
※3月10日(水)10:00 ~3月29日(月)21:00まで 購入可能。29日(月)23:59 まで視聴可能。

配信国・地域: 日本、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ブラジル、ドイツ、フランス、イタリア、ポーランド、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン
※今後追加される可能性もあります。

オンラインライブ配信について
https://eplus.jp/sf/detail/0091860045?P6=001&P1=0402&P59=1

【芸術監修者プロフィール】
熊川哲也(くまかわてつや)

北海道生まれ。10歳よりバレエを始める。1989年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞。英国ロイヤルバレエで、プリンシパルダンサーとしての活動後、1999年、K-BALLET COMPANY設立。2006年、Kバレエ カンパニーとして『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』の舞台成果に対し、第5回朝日舞台芸術賞を受賞。2018年、『クレオパトラ』の制作・演出に至る長年の功績に対し、第59回毎日芸術賞特別賞を受賞。2013年、紫綬褒章受章。

【執筆者プロフィール】
藤田千賀(ふじたちか)

2012年よりシナリオライターとしてゲーム分野で活動、『モンスターストライク』(ミクシィ)等、複数のタイトルに携わる。2016年より『レジェンド オブ モンスターズ』(マイネットゲームス)のキャラクター設定、シナリオ制作を担当。児童向け・学術系の書籍に寄稿、執筆も。

【画家プロフィール】
粟津泰成(あわづやすなり)

兵庫県生まれ。2004年大阪芸術大学卒業、2009年セツモードセミナー卒業。人物の何気ない表情や仕草からインスピレーションを受け、その感覚を大事にした躍動感溢れ、生命力を感じるドローイングスタイルは観る人の想像力をかきたてる。

『白鳥の湖 Swan Lake』WEBサイト
https://303books.jp/swanlake

【白鳥の湖 Swan Lake】
芸術監修:熊川哲也
:藤田千賀
:粟津泰成
デザイン:細山田光宜、藤井保奈(細山田デザイン事務所)
印刷:共同印刷
発行元:303 BOOKS
定価:2,200円(税込)
サイズ: 21.6 × 1.3 × 15.3cm
ページ数:88ページ
ISBN コード:978-4-909926-07-4
発売:2021年3月24日

商品WEBサイトhttps://303books.jp/swanlake
公演WEBサイトhttps://www.k-ballet.co.jp/contents/2021swanlake

■ 会社概要
出版社:303 BOOKS(株式会社オフィス303)
代表者:代表取締役社長 常松心平
所在地:〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町二丁目7番地19
URLhttps://303books.jp/