アーティスト稲葉怜を中心に立ち上げた『砂漠の水プロジェクト』始動#4

モデル、タレントとしても活躍するアーティスト・アダムス亜里咲さんインタビューvol.2

この記事は約6分で読めます by 常松心平

着物の糸を貼り付ける独自の「繊維画」で作品を作り出す、アーティストの稲葉怜さん。7月から、稲葉さんが立ち上げたアートプロジェクト『砂漠の水』が始まりました。今回は前回に引き続き、KAISUでの展示に参加した、モデルやタレントとしても活躍をしているアーティストのアダムス亜里咲さんに、好きなアーティストや、モデルやタレントになったきっかけ、今後の目標をおうかがいします。

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アダムス亜里咲
モデル・タレント。東京生まれ。3歳からラスベガスで育つ。父はアメリカ人、母の両親は日本人と中国人。子どものころからアートに興味を持ち、シカゴ美術館附属美術大学(SAIC)にて油絵や彫刻を学ぶ。2018年春に拠点を日本に移し、モデル、タレント、ナレーションなどさまざまな分野で活動中。
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幼少期に見た映画の影響で作り出した世界観

亜里咲さんは、憧れてたり好きなアーティストはいますか?

遠山

アーティストではないですけど、黒澤明さんの『夢』っていう映画が大好きなんですよ。おもしろいモチーフやストーリーがたくさんあって、いろんな世界観を出していて「うわ~天才!」と感動して、小さい頃からそういう世界観を作りたいとか、この世の中にないものを表現したいと思っていました。

亜里咲

最初は黒澤明さんの世界観にはまっていったんですね。

遠山

そうですね。アーティストだと、草間彌生さんが好きです。

亜里咲

どういったところが好きですか?

遠山

自分の表現したいことが日本でできなかったからアメリカに行って、やりたいたいことを思いっきりやろうっていう勇気もかっこいいと思いましたし、精神的に落ちていた時も、それを自分の武器にしてアートを作ろうっていう考え方もすごく美しいなと思って。

亜里咲

アーティストとしての生き様がかっこいいと思ったんですね。

遠山

そうですね。あとは、ティム・バートンも好きです。小学生くらいから彼の映画を見ていたんですけど、周りの友達が怖がる部分とかも私は好きで。ちょっと変なんですけど、彼の作品からいろんな匂いとかも感じたりして。だからこの部屋も、ただ作品を置くだけじゃなくて、匂いや音楽で自分の世界観を表現しています。

亜里咲

五感で表現しているんですね。

遠山

そうですね。

亜里咲

作品を見て、元気になってもらいたい

今後、アーティストとしてどういう活動をしていきたいですか?

遠山

特に今はコロナ禍の世の中で、私の作品を見て元気になってもらえたらすごくハッピーなので、もっとたくさんの人に見てもらえるように、個展や展示会をやっていきたいです。

亜里咲

先ほどちらっとお話ししたショップも、今後の活動の一部になってくるわけですよね。

遠山

そうですね!

亜里咲

今でもすでに、インスタグラムのコメントで「売って欲しい!」とかの声も上がっていますよね。

遠山

最近そういう言葉をいただいて、嬉しくてしょうがないですね。自分も本当に愛している作品なので、もしそれが他のかたにも気に入られたらすごく嬉しいですね。

亜里咲

日本が好きすぎて、事務所との契約更新!

モデルは何歳の時に始められたんですか?

遠山

日本に来てからなので、19歳の時ですね。

亜里咲

スカウトされて?

遠山

事務所は紹介です。お母さんがシングルマザーなんですけど、美大ってすごくお金がかかるので罪悪感を感じながら学校に通ってたんですね。だからとりあえず仕事をして、また戻りたかったら学校に戻ろうっていう考えをしてたら、友達が「亜里咲は日本に行きたいんだし、日本でお仕事やってみなよ」って言ってくれたのがきっかけで日本に来たんです。

亜里咲

そうだったんですね。

遠山

もともと夏休みしかいる予定はなかったんですけど、事務所の契約が3年間だったので、日本が好きすぎてそのままいることにしました。ついこの前契約を更新したので、また3年間日本よろしくっていう感じです(笑)

亜里咲

よろしくです!(笑)もともとモデルの世界に興味があったんですか?

遠山

ファッションは昔から興味がありました。私はアートで自分を表現してるけど、モデルさんは体を使って表現してるのがかっこいいと思って、せっかくならやってみようって始めました。

亜里咲

モデルとして、アーティストとコラボしたい

モデルとしての今後の目標は何かありますか?

遠山

ありますね。私『装苑』とか『NYLON』が好きなんですけど、とにかくそういうジャンルの雑誌ってすごく個性的で遊びがあるので、自分の作品を使ってアーティストとして出たいっていう目標があります。

亜里咲

このポスターとかは個性的で、そのまま雑誌に載ってそうですよね。

遠山

ありがとうございます。あとはラフォーレとかも大好きなので、アーティストさんとのコラボとかももっとやりたくて、自分と同じような感覚や価値観を持っているデザイナーのかたとかとご縁があったら一緒にお仕事したいですね。

亜里咲

アーティストとモデルのお仕事も、何かきっかけで繋がったらいいですよね。

遠山

そうですね!

亜里咲

たまたま受けたオーディションからタレントへ

タレントの活動はどんなふうにスタートしたんですか?

遠山

もともと日本に引っ越してきた時にオーディションがあって、受かったのがレポーターの役だったんです。だから毎週木曜日にメイドカフェとか、外国人が好きそうな場所に行ってロケをしていたんです。そしてその1年後に、ご縁があって今やっている『もっと伝わる!即レス英会話』でMCをすることになったんですけど、まさか自分がタレントで活躍できるとは思ってなかったですね。やっぱり言葉の壁もありましたし、モデルだけで終わると思ってたところもあったから、すごくありがたいです。

亜里咲

レポーターのオーディションは自分で受けたんですか?

遠山

それは事務所が見つけてくれたオーディションです。本当は演技のスキットのオーディションだったんですけど、多分演技力がなかったのか、レポーターの方を勧められてたまたま受けたんです。

亜里咲

それが今はMCをするところまで来てるからすごいですよね。今後はもっとテレビに出演する予定はあるんですか?

遠山

タレントのお仕事をしてみてすごく楽しいので、これからもテレビのお仕事をやりたいっていう気持ちはありますね。

亜里咲

どういう番組に出たいですか?

遠山

やっぱり「出川ガール」になりたいですね(笑)

亜里咲

確かにやってそう!(笑)

遠山

それ以外でも、NHKのいろんな番組もやりたいし、レポート系もすごく楽しくて、旅系とかもやりたいですね。でもやっぱり今やっている番組は、一緒にMCをしているハリー杉山さんとやりとりしながら堅くない感じでやっているのですごい楽しいし、ファンのかたから「亜里咲ちゃんから元気をもらう」とかの声をいただくと、それが自分にとってのエネルギーになるし、頑張ろうと思います。

亜里咲

最後に、アーティストとして、この展示会に来るかたに何か伝えたいことはありますか?

遠山

こういう不安なご時世でも、いいことやポジティブな感情は絶対に自分の中にいるはずなので、私の作品を見てその感情を引っ張り出してもらえたり、私の作品じゃなくてもそういう存在って絶対周りに何かあると思うので、それを見つけて、元気をもらっていただけたら嬉しいです。

亜里咲

これからも、モデルにタレントにアーティストと多方面で活躍するアダムス亜里咲さんから目が離せません!ありがとうございました!

遠山

CREDIT

クレジット

聞き手
303 BOOKS(株式会社オフィス303)代表取締役。千葉県千葉市の埋めたて地出身。バイク雑誌、パズル雑誌を経て、児童書の編集者になる。本は読むものではなく、つくるものだと思っている。
執筆
フリーのライター兼プランナー。趣味は料理と映画鑑賞、特技は一人飲み。一人でどんなお店にでも入れるため、取材も積極的に行う26歳。人との繋がりとコミュニケーションを大切に、遊びも仕事も全力で取り組みます!
撮影
千葉県千葉市美浜区出身。世間のブームにのりたい47歳。パンダが好き。
撮影
某研究学園都市生まれ。音楽と東京ヤクルトスワローズが好き。最近は「ヴィブラフォンの入ったレアグルーヴ」というジャンルを集めて聴いている。