シリーズ物で何かコラムを書いてみようということになりまして、私の青春・ゲームの話を書いてみようかと思い立ちました。現在休日はVampire Survivorsをプレイする青春まっさかりの50歳。まだ死神が倒せません。月桂樹と敵を凍らせる奴がカギなんじゃないかと思いますが、そろそろギブって攻略wikiを見てみようかどうしようかが今一番の悩みの種。悩みがないとも言いますが。
こう書くとテレビゲームばかりやっているみたいですが、それだけではありません。昔から将棋やTCGなど色々なゲームに手を出していたので、あれもこれも書いてみようと思います。
第一回目はテレビゲームですけどそのうちね。また、ネタに詰まらないようにゲームの周りの話も書いていきます。最新のゲーム事情より、おじさんの昔話になりそうですが、付き合っていただけると幸いです。
今、世の中はテレビゲームであふれています。スマホでやっている人もよく見かけます。私が小学生のころはスマホなんてなかったのでテレビゲームは今よりもずっとスペシャルな物でした。
ファミコンが出たのが小学校5年生のころだったので、それまでテレビゲームと言えば主にアーケードゲームでした。ゲームセンター(以下ゲーセン)に置いてあるゲームです。
ゲームが好きなちびっ子はみんな小遣いをアーケードゲームで消費してました。小学生の小遣いが学年に合わせて、1年生は月100円、3年生は300円の時代です。今もそうなのかな? わかりませんが、当時はそういう家が多かったようです(自分の周り調べ)。
そんな子どもたちがなけなしの小遣いをポケットに入れてゲーセンに行けばどうなるか? 月曜日の全校朝礼で先生から注意されるんです。
先生「〇月×日にお金を盗られた子が~」
当時のゲーセンは不良のたまり場です。タバコを吸ってる高校生とかがたむろしているわけです。そこに小銭を持った小学生がやって来るわけですから当然(?)そうなります。マンガのカツアゲシーンなんかでたまに見る「ジャンプしてみろ!」はこういうところでガチで使われていたんですね。今もまだ使われてるのかな? 知りませんが。
そんな感じで周辺の小学校の誰かが被害にあい、情報が各小学校に回ってくるんですね。先生に「お前たちもゲームセンターに行ったらダメだぞ!」と注意されると、素直な子どもたちは「まじかよ怖えー」となり、ゲーセンなど二度と近づくまいと心に誓うわけなんですね。ゲーセンに行かずに近所の駄菓子屋に行ってアーケードゲームをするわけです。
当時は街中にアーケードゲーム機があふれていました。駄菓子屋にもあったし雑貨屋の裏にもあったり、もうあっちこっちに設置されてたんです。さすがに駄菓子屋の中でカツアゲはされないだろうということで、しばらくは安全な駄菓子屋で遊んでいるわけなんですね。
で、数日たつとなぜか小学生ネットワークに「どこのゲーセンでカツアゲされたか」という情報が出回り始めます。出所は不明なんですがとにかく流れてくるんですよ。すると小学生は考えるわけです。
そのゲーセン以外のゲーセンなら安全なのでは?
そんなわけあるかい! と、大人になった今なら思えますが、私も周りもアホな子どもだったのでね、まあしょうがない。
ついでに言えば学年の男子の大半はこんな感じでした。朝礼で注意されてから1週間もたつと、チャレンジャーが現れておっかなびっくりカツアゲされたのとは違うゲーセンに行くわけです。で、次の日「大丈夫だったぜ!」とクラスメイトに話し、その日のうちに情報が学年中を駆け巡るわけです。3組のTが〇×ゲーセンに行ったら大丈夫だったらしい! という具合に。
するとクラスの男子の一部が「〇×ゲーセンなら大丈夫らしいから今日行くか?」と遊びの相談を始めるわけですね。大人になるとね、昨日大丈夫だったからといって今日も大丈夫という保証にはならない、という事がわかるんですけどね、私も周りもアホな子どもだったのでね、まあしょうがない(2回目)。
ちなみに私はクラスの男子の一部が行って大丈夫なのを確認してから行く、「自称慎重派」で「自称賢い」アホな子どもでした。ゲーセンに二度と近づかない誓いはどこに行った?
そんなわけで、カツアゲについて全校朝礼で注意されてから一月もたつと、先生が再び
先生「□月〇日にお金を盗られた子が~」
と注意するわけです。そらそうだ。
周辺の小学生男子がこんなアホばかりじゃあ何回も同じ事が起きますね。当時何度この注意事項を朝礼で聞かされた事か…そして繰り返されるゲーセンに二度と近づかない誓い。
何回誓ったのか覚えてないくらい誓いましたね、素直な子どもだったので。
そんなわけでいきなりゲームの周りの話になってしまいましたが、今後もこんなゆるーいコラムを不定期に(ここ重要)書いていく予定です。暇つぶしにでもお読みいただければ幸いです。